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2008-05-05
スティーブ・バルマー(Steve Ballmer)退場!? - MS CEOの経営責任は
MicrosoftによるYahoo!買収劇は「大山鳴動鼠一匹」の観を呈してきたが、鼠ならぬ大物の進退が取り沙汰されるかもしれない。
TechCrunch Japanese アーカイブ » バルマー氏は退職する必要があるか?
バルマー氏は今回の買収計画を、Microsoft側で最も積極的に推進した人間だ-一部の人間は、彼が「取り付かれたように」この計画を進めていたと証言している。
彼が「取り付かれたように」このYahoo買収を推進してきた理由の1つには、彼自身この買収を成功させない限り、「後が無い」と感じていたからだろう。又聞きではあるが、我々が入手した今回の交渉決裂前の先週のバルマー氏の様子は、「理由も無く従業員に怒鳴り散らしていた」、「いつも以上の暴君ぶりを発揮していた」とのことだった。Microsoft側の買収交渉チームの管理職の一人が、もしもYahooの買収交渉が失敗したなら「バルマー氏の機嫌を気にする必要がなくなる」とでも同僚にコメントしてしまったのだろう。その管理職は知らなかったようだが、バルマー氏がその声が聞こえる範囲にいたため、「買収交渉は成功させる!俺は取締役会よって、十字架に「張り付け」られるのはご免だ!」と怒鳴り返したそうだ。
買収交渉の失敗が決定的となった現在、結果としてバルマー氏は失職の危機を避ける事は出来なかった様だ。
Bill Gates以上に、悪のMicrosoftの代名詞ともなってきたSteve Ballmerは、本当にMicrosoftを去るのだろうか?
BallmerがCEO就任後のMS株価の推移
1998年7月にMicrosoftの社長に就任していたSteve Ballmerは、2000年1月にBill Gatesに代わってCEOに就任している。
(当資料は、2000年1月13日に米国で発表されたニュースリリースの参考訳です。)
米国マイクロソフト社(Microsoft(R) Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、本日(米国時間:1月13日)、同社の主要戦略構想を一層推進するために、ビル ゲイツ(Bill Gates)が会長と最高ソフトウェア開発責任者という新しい役職を兼務し、次世代Windowsインターネット プラットフォームおよび機能の開発に専念すると発表しました。発表に伴い、スティーブ バルマー(Steve Ballmer)は社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格し、マイクロソフトの経営を引き継ぎます。
BalmerのCEOとしての手腕はどうなのかと、就任後のMSの株価の推移を見てみると、

ご覧のように、就任直後に激落し、その後低め安定という有様である。
そして、インターネットビジネス参入を本格化させたものの、Google(GOOG)上場後では、

Google(GOOG)上場は2004年8月のことでありしかもIPO形式、85ドルでスタートしているから驚きである。現在は約7倍である!
やはり、MSとYahoo!は低迷。Googleのみあげあげである。
さて最後に、このままではBalmerはただの悪役で無能というレッテルが貼られそうであるが、彼の名誉のためにCEO就任前のMSの株価も見ておこう。

MSの歴史を変えたWindows 95登場後からの株価を閲覧してみると、現在は98年中半あたりと同等であり、この年の後半から1999年にかけてMicrosoftも株価が高騰しているだけということが分かる。
ここからすれば、Microsoftという大企業をうまく操縦し、WindowsやOfficeなどの看板商品をそれなりに販促しているのだろう。
Microsoftは、最近は開発力は衰えてきたものの、営業力や資金力は類を見ない優良大企業である。
願わくは、インターネット部門の切り離しである。完全分離はしなくても、WindowsやOfficeなどの虎の子の商品と連座しないビジネス環境を構築するべきだと思う。
そしてBalmerが退場すれば、Yahoo!よりもGoogle追撃の一番手になれるはずである。
頑張れMicrosoft!
今後の株価の推移
アメリカの株式市場は、特別おもしろい。
今週の米株式市場、マイクロソフトのヤフー買収断念がプラスに | ビジネス | Reuters
マイクロソフトが3日、ヤフーへの買収提案を撤回すると発表したことが、マイクロソフトの押し上げ要因になり、市場全体にもプラスに働く見通しだ。
ヤフー株は合併合意への期待感から2日に7%近く上昇していたが、交渉決裂を受けて週明け5日には売りが先行する、とみられる。
DAダビッドソンのマーケット・ストラテジスト、フレッド・ディクソン氏は「マイクロソフトは、買収提示額を堅持し、買収額の過剰な引き上げに応じなかったことが評価されるだろう」との見方を示している。
やはり、日本の経済産業省事務次官や多くの経営者とは違って、株主利益を優先させてBalmerがYahoo!買収を断念したことが市場で評価されるのである。
日本も、盆暗な政官財のトップが退場すれば大いに飛躍できるのだろうが…
ともあれ、Yahoo! Inc.は必ず下がる。そしてGoogleは上がるだろう。
塾長の予測は、MS(MSFT)は30ドル以上、Google(GOOG)は600ドルもつれ、Yahoo!(YHOO)は20ドルを切る可能性がある。
参照:マイクロソフトがヤフー買収を断念? - 今後のYahoo! Inc.(YHOO)株価が見もの
| 2008-05-05 03:16 PM |
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