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2007-07-24
SEOとしての外部リンクと内部リンク - 検索エンジンのツールで再確認
SEO塾ではSEOのオペレーションとして、キーワード書き込みを「白兵戦」、リンク張り付けを「空中戦」と名付けているが、激戦区では空中戦を制するものがほぼ勝利している。
それほどSEO効果が高いリンクであるが、当然スパムや過剰SEOが魑魅魍魎のごとく蠢いており、検索エンジン側も掃討作戦を展開している。
そこでもう一度、形式的なリンクの区別、外部リンクと内部リンクについて、GoogleとYahoo!の捉え方を整理しておくことにする。
Google ウェブマスター ツールのリンク
Google ウェブマスター ツールのリンクの項目を見ると

リンクタブをクリックすると、一番に外部リンクが現れる。ページごとに獲得している外部リンクが表示され、サイト全体の外部リンクもカウントされている。
内部リンクは、下図のようにサブドメインを含む同一ドメイン全体からのリンクが表示される。

外部リンク同様に、内部リンクもページごとおよびサイト全体が表示される。

われわれが通常考えている内部リンクは、上図のように自サイト内のリンクである。
だが、Google ウェブマスター ツールでは、内部リンクとはまず、同一ドメインからのすべてのリンクを指している。これを再認識しなければならない。
つまり、サブドメインを量産しても、そこからのリンクは外部リンクではなく、内部リンクとしてGoogleには扱われるということである。
しかも、別のサブドメインからの内部リンクがGoogleによって区別されているのであるから、過剰SEOないしスパムとして処理される可能性もあるわけだ。
サイト内・内部リンクは、ナビゲーションなどユーザビリティからもあって当然の代物である。ホームへ、トップへ、といったものである。
だが別サブドメイン・内部リンクは、疑惑の総合デパートになりかねない。
テーマごとにサブドメイン制をしいたサイト・ガヴァナンスはメガサイトの賜物であるが、ユーザーへのナビゲーション提供の範囲を超えて、必要以上かつ見え見えのクロスリンクを張り巡らせると過剰SEOないしスパムとしか言いようがない。
もちろん、必要以上かつ見え見えのクロスリンクは別ドメインを量産しても可能であり、かつスパマーの常套手段である。だが別ドメインなら発覚しにくいものを、サブドメインを数多く立ち上げては摘発されやすいのではなかろうか… 別ドメインよりはサブドメインの方がコストも低いし。
Yahoo! Site Explorerのリンク
Yahoo! Site Explorerのリンク「Inlinks」を見ると

最初に現れる画面は、指定URIへ向けたすべてのリンクである。
次に「Except from this domain」を選択する。

これは同一ドメインからのリンクを除いたもの、外部リンクである。
また、「Except from this subdomain」を選択すると

自サイト以外の、外部リンクと他のサブドメインからのリンクが表示される。これがGoogleと違うところである。
Yahoo! Site Explorerの場合は、Googleの内部リンクに当たるものは、上図操作の差分によって求めることになる。しかも総数が分かるだけで、具体的なリンク元ページは抽出することはできない。
ただし、外部リンクがすぐに抽出できるということは、このSEO価値を高くするアルゴリズムがあってもおかしくないということでもある。
内部リンクの抽出に手間取るものの、すべてのリンクに価値があり、外部リンクはもっと価値がある、そういう仕組みはありそうだ。
最後に、Yahoo! Site Explorerは指定URIのみならず、指定ドメインへのリンクも表示させることができる。

この、サイト全体へのリンクという項目があるということは、サイト内のどれかのページのリンク元であってもグロスでカウントされる仕組みがあるということにほかならない。
サイトは、全体としてまとめられる、クラスタリングされるということ、サイトが全体として評価が高まったり、どーんとペナルティを受ける可能性もあるということである。
別ドメインからの外部リンク、これが最高のSEO価値がある
ということで、Google ウェブマスター ツールとYahoo! Site Explorerのリンク表示を見てきたが、どちらも別ドメインからの外部リンクを別途表示させているので、内部リンクと区別しているだけでなく、アルゴリズムとしてもSEO価値が高いものと判断していいだろう。
逆に別のサブドメインからのリンクは、価値が低かったり、ペナルティの温床の疑惑もあり、リスクをヘッジするならサブドメインは立ち上げない方が無難ということになる。
もちろん、ユーザーの方を向いてドメインをブランド化しサイト・ガヴァナンスを行ううえでは、数多くのサブドメインも積極的に推進するべきであることは言うまでもない。
| 2007-07-24 01:10 PM |
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