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2007-09-23

siteコマンドで分かる検索エンジンのペナルティ - インデックス確認以外の使い方

Googleが単一キーワード検索のアルゴリズムを修正したらしいが、一向に順位変動の気配を感じない…

それはさておき、今回はお馴染みの「site:」コマンドを使って、インデックス確認だけでなく、ペナルティやアルゴリズムをうかがい知る方法をエントリーしてみよう。

site:特別構文検索でインデックスとアルゴリズムとペナルティを確認する

当サイトe-club3.hyperposition.comを例にとって解説していくことにする。

「site:サイトURL」で、サイト内ページのインデックス確認

まずは周知の、サイト内ページのインデックスの確認である。

これは、GY!Mの検索エンジンで使用できる特別構文である。

まず、ページ数を確認する。
また、このsiteコマンドで出てこないページは検索されない。

インデックスされていないページは検索されないのだから、世に存在しないページにも等しい。
非常に重要な確認作業であることは言うまでもない。

「site:サイトURL/ディレクトリ/」で、サイト内のディレクトリ傘下ページのインデックス確認

サイトの規模が大きくなってくると、上記のサイト一括検索では見えるものも見えなくなってしまう。
そこで、特定のディレクトリを対象としてsiteコマンドを使ってみると、ピンポイントでインデックス状況を調べることができる。

以前は、Yahoo!ではディレクトリ込みのサイト検索はできなかったのだが、最近はできるようになっている。

「site:サイトURL+キーワード」で、アルゴリズム確認

キーワード書き込みなど、タイトルやページ内の見出しや強調などのタグでどのように重み付けられているか、一般に流布されてるものは風説に過ぎない。都市伝説のようなものだ。

なぜなら、全ページのバックリンク条件を一定にして、つまり他のSEOを一切同じにして、タイトルだけ・h1だけ・strongだけにキーワードを記入といった、無菌状態の実験室を作り上げなければならないからだ。
さらに、複数タグのセットやソースの位置によっても違ってくるだろうから、事実上は検証不可能なのである。

編集人は、たった一度だけ実験したことがある。
「SEO タグ 重み付け」のキーワード検索でGY!Mのトップに出てくるページ、タグの重み付けとSEOにその結果を記述している。

さて、siteコマンドにキーワードを付けて検索すると、サイト内ページを順位付けして表示してくれる。
つまり、どういうSEOをやっているか把握できている管理サイトのページで、検索エンジンがどのようなSEOを評価しているのかが分かるのである。

「SEOセミナー」では、順当にe-club3.hyperposition.comのトップページが一番になっている。
ところが、二番目以降が各検索エンジンがバラバラである。

しかも、Yahoo!とLiveサーチでは広告が表示されていない!
これは、両者ではsite:e-club3.hyperposition.comもキーワードになっているということなのだろうか?
つまりGoogleのようには正規の特別構文検索として機能していないのかもしれない。

siteコマンドとキーワードの組み合わせで、どのようにアルゴリズムを垣間見るのか、論を進めてみる。

「ヤフー 変動」のケーススタディ

「ヤフー 変動」のキーワード検索では、GY!Mの1ページ目にSEOブログの2ページが表示されている。
しかし、Google・Yahoo!・Liveサーチともにまったく違うページになっている…

  • ヤフー 変動 - Google 検索
    • 2007-08-30 YST検索アルゴリズムを刷新 - 凄まじい順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20070830192559.html
    • ヤフー 検索結果(順位変動) :SEOブログ
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/
  • Yahoo!検索 - ヤフー 変動
    • 2007-01-20 ヤフーのウェブ検索で順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20070120090123.html
    • ヤフーのウェブ検索で順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20060825134825.html
  • Live Search Web: ヤフー 変動
    • ヤフー 検索結果(順位変動) :SEOブログ
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/
    • ヤフーのウェブ検索で順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20060825134825.html

これを、siteコマンドと合体させてみよう。

  • site:e-club3.hyperposition.com ヤフー 変動 - Google 検索
    • 2007-08-30 YST検索アルゴリズムを刷新 - 凄まじい順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20070830192559.html
    • ヤフー 検索結果(順位変動) :SEOブログ
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/
  • Yahoo!検索 - site:e-club3.hyperposition.com ヤフー 変動
    • 2007-01-20 ヤフーのウェブ検索で順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20070120090123.html
    • ヤフーのウェブ検索で順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20060825134825.html
  • Live Search Web: site:e-club3.hyperposition.com ヤフー 変動
    • ヤフー 検索結果(順位変動) :SEOブログ
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/
    • ヤフーのウェブ検索で順位変動 :ヤフー
      http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/20060825134825.html

「ヤフー 変動」のキーワード検索で表示されるSEOブログのページはGY!Mで微妙に違っているが、「ヤフー 変動」と「site:e-club3.hyperposition.com ヤフー 変動」で順位が同一であるということに感動しそうである(笑

実は、その意図した結果になるものを選んだのであるが、「ヤフー 変動」の検索結果(SERPs)では他の競合のSEOの詳細は把握できないものの、「site:e-club3.hyperposition.com ヤフー 変動」のSERPsについては自己管理サイトとして手の内を知り尽くしており、このとおりの順位付けになるにはどのようなSEOが評価されるのか、垣間見ることができそうである。

上記の検索結果のすべてにおいて、http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/serps/および傘下のページである。編集人の狙いどおりである。

Googleは、キーワードのある意味無差別のアンカーテキストマッチが非常に強い。
Liveサーチでは、リンク元の素性や関連性が相当に重くなっている。またディレクトリトップなどが最初から上位となっており、こういう重み付けをする傾向にある。

Yahoo!(8.30以降)は、やはりリンク元の素性や関連性を厳しく評価し、かつタイトルを含むページ内キーワード記述の方がクローズアップされている。しかも極端に、タイトルに「ヤフー」と「変動」を含むページが多い。タイトルにキーワードを含まず上位表示されているページは、yahoo.co.jpのサブドメインくらいである。
なお、Yahoo!の「site:e-club3.hyperposition.com ヤフー 変動」を見ると分かるが、3番目にGとMで評価されている「ヤフー 検索結果(順位変動) :SEOブログ」のディレクトリトップであることも、アルゴリズムを暗示している。サイトトップやディレクトリトップは、サイト内リンクを集めやすい構造になっているが、それだけではダメということである。

「site:サイトURL」と「site:サイトURL+キーワード」で、ペナルティ確認

最後にネガティブな話題を。

インデックスの問題

もしGoogleで、「site:サイトURL」で何も表示されなければ、グーグル八部にされている。できたての新設サイトでない限り…

もしYahoo!で、「site:サイトURL」でトップページしか表示されなければ、サイトがYahoo!好みのディレクトリ構成やリンク構造になっていない可能性が高い。しかも、修正したとしてもインデックス回復には数ヶ月を要する。
最近は、Yahoo!のロボットであるSlurpも働きが悪く、かつサーバ側のインデクサものろまのため、インデックス追加が異様に緩慢である。
よって、サイトの作り方が悪いと、本当に長い期間冷や飯を食わされることが多いのである。

なお、グーグル八部はおそらくGoogleのスタッフによる手作業のペナルティと思われるので、怪しいスパムなどを撤去して、悔い改めた旨メールして許しを請わねばならない。

Googleの特殊なケース

知る人ぞ知る補足結果は、少し前に撤廃されている。しかし、類似のものは依然として残っている。

(a)site:e-club3.hyperposition.com - Google 検索 【388件】
http://www.google.co.jp/search?num=100&hl=ja&q=site%3Ae-club3.hyperposition.com&lr=lang_ja

(b)site:e-club3.hyperposition.com - Google 検索 【389件】
http://www.google.co.jp/search?num=100&hl=ja&q=site%3Ae-club3.hyperposition.com&lr=

(a)と(b)の違いは、日本語ページのみを検索するかどうかである。総件数も少し違う場合もあるが…

ところが、検索結果ページをめくっていくと、最後に決定的な違いが出てくる。

サイト検索日本語ページ

サイト検索ウェブ全体

「ここから再検索」した場合は「filter=0」が付くので、フィルタがかかっているのだろう。しかも日本語ページの検索の場合に範囲が広くなっている。

除外された「似たページ」がカスページかどうかは不問にして、オリジナリティが乏しい、リンクが不足している、コンテンツボリュームが少ない、などのページが似たページとして除外されている可能性も高い。つまり、昔の補足結果である。

似たページが検索されないわけではないので、トラブルに直面していないのだが、気持ち悪いことは確かである。

トップページのペナルティ

サイトのトップページは、特に内部リンクや外部リンクの集積場であるから、実にペナルティを受けやすい立場にある。

「site:サイトURL」でサイトのトップページが、もし一番目に表示されていない場合は、Googleではほとんどペナルティを受けていると判断される。
Yahoo!では70~80%以上の確率でペナルティである。
「site:サイトURL+キーワード」で検索しても同じように確認することができる。

現象としては、Googleの場合はアメリカのフォーラムで論議されているような「マイナス30ペナルティ」あるいは「マイナス950ペナルティ」というように、数十番の下落あるいは(1000番の)圏外追放である。
Yahoo!の場合も、数十番または数百番の下落、あるいは圏外追放という現象になっている。

なお、あることをやってペナルティを受けたので、そのあることを止めたからといって順位下落が解消されるわけではない。
例えが非常に不適切だが、甘いものの取りすぎが原因で糖尿病になったからといって、甘いものを止めても糖尿病が治らないことと同じである。

GoogleでもYahoo!でも、ペナルティの原因は相互リンクや一括登録などにありそうだが、つまりリンクのある一部に問題があるのだが、数千数万のリンクの中から原因を見つけ出すのは、砂浜で米粒を探すようなもので、容易ではない。

さらに甘党が全員糖尿病になるわけではないのと同じように、相互リンクや一括登録をやったからといって、必ずペナルティを受けるわけでもないから厄介である。
ただし、まったく相互リンクや一括登録をやっていないサイトは、この手のペナルティを受けていないことも、また確かなのである。

基本的には、検索エンジンの側はSEOをさせたくないというのが本音である。
少しずつノイズは除去される運命なのである。

| コメント (0) | トラックバック (0) | 2007-09-23 04:44 AM [ 管理人編集 ]


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