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2008-04-21

リンク元の関連性と上位表示 グーグルはありヤフーはなし? - 株式会社スプールの調査結果

関連性あるリンクは上位表示にどれだけ貢献しているのか?
株式会社スプールが非常に興味深い調査を行っている。

関連性のあるリンクが評価されると言われているが…

さて、実際にソースに当たっていただきたいが、結論は以下のとおり。

SEO対策リサーチ - 同じテーマのサイトからの被リンクは評価が高い?

「同種のテーマを持つサイトからリンクをもらいましょう。」「幅広いテーマのサイトからリンクをもらいましょう。」いずれも被リンク獲得の際に言われる事ですが、この矛盾する2つの説…果たしてどちらが正しいのでしょうか?

データを素直に読み取ると、Yahoo!対策には、より多様性のあるリンクの獲得が有効であり、Google対策には、よりテーマが近いサイトからのリンク獲得が有効であるといえるのではないでしょうか。

実のところ、「Yahoo!は被リンクの多様性、Googleは被リンクの関連性を評価する傾向がある」、という結論はSEO塾の見解とは真反対となっている。

もっとこの結論を検証してみよう。

調査対象6000URLにそれぞれリンクしている100件のリンク元ページを調査し、同じテーマをもつページの占める割合を調べました。それぞれのページにおいて被リンク100件を抜き出し調査したため、"被リンク数"の違いによるデータの不公平はありません。

この膨大なデータには脱帽である。

リンクは、テーマの似たサイトからもらうべき?60万件におよぶURL調査により、類似テーマの - CNET Japan

この矛盾する2つの説、果たしてどちらが正しいのか、実際に検証が行われた事はありませんでした。

その通り、誰も調べもせずに風説を流布していたのである。

それでも、Yahoo!は関連性を重要視しているし、Googleは関連性を問わない

SEO塾の結論は、依然としてYahoo!は関連性を重要視しているということは変えることはない。
Googleの方は、関連性を無視してもある程度成り立つ。

なぜ自説を曲げないのかというと、どうやってリンク元を抽出したのか? これに疑問があるからだ。

まず、「link:コマンド」でデータ収集したとすれば、Googleの方はカスページだけ見せるようにしているから、本物のリンク元はGoogle ウェブマスター ツール(GWT)から取ってくるしかない。
ところが、GWTはサイトオーナーのみが閲覧可であるから、Googleのリンク元の正確なデータは抽出できないのである。

次にYahoo!であるが、こちらも正式なリンク元ではなく、「a href=」のソースコードを記述したページがlink:コマンドで表示されている可能性が高い。かつ、メルマガキャンペーンで検証したように、カテゴリ登録サイトなどのYahoo!的に価値の高いページから順に並べているフシがあるので、上位表示に役立つ順番でないと推察されるのである。

整理しよう。

もし、link:コマンドでリンク元を抽出していた場合は、データ的に有意味なものでない可能性が極めて高いということである。
しかも、リンク元として効果のあるものから並べられているとも思えないので、上から100件のリンク元ページを抜き出しても、これの素性調査で関連性の有る無しと上位表示の関係を論評することはできない。

Googleでは、確実に上位表示に貢献していないページを選んで、リンク元として表示している。
GWTでないと、有用なリンク元を見ることはできない。だが、他人のサイトやページのリンク元をGWTで見ることはできないのである。

Yahoo!では、ヤフカテ登録などのページの価値が高い順に表示しているように見えるので、対象ページのSEOスコアを高める順でないから、これまたリンク元と関連性の効果測定のデータとはなり得ない。

SEOの検証は、無菌室を設計しなければならない

よって、リンク元の関連性と上位表示の相関を検証するのであれば、そのような効果測定ができる環境を作って実験しなければならない。

例えば、同じようなページを作って、一方は関連性あるリンク元を用意し、他方は関連性のないリンク元を用意する。
しかも、双方ともに同じような質と量のリンク元ページでなければならない。

実験室の設定が無理ならば、そういう条件というものを想定して、いくつかのページの順位をチェックするのである。

そういったゲリラ的な検証では、Yahoo!は関連性を重要視しているし、Googleはあまり関連性を問わないのである。

| 2008-04-21 07:37 PM |


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