2008-02-25
キーワード出現頻度とキーワード出現率=キーワード密度=キーワードデンシティ
キーワード出現頻度がTDPのリカバリーとして注目を浴びている。
またの呼び名は、キーワード出現率、キーワード密度、キーワードデンシティであり、この順番でGoogle検索の件数も多い。
SEOのメッカであるアメリカでは「Keyword Density」であるから、正式には「キーワード密度」になるだろう。
- キーワード出現頻度 - Google 検索 約 177,000 件
- キーワード出現率 - Google 検索 約 49,200 件
- キーワード密度 - Google 検索 約 3,480 件
- キーワードデンシティ - Google 検索 約 963 件
意味としては、あるページ内の総単語数(名詞数)に対するキーワードの割合のことである。
つまりユーザーの方ではなく検索エンジンの方を向いてページを作成すると、「これでもか」とキーワードを書き込むので、GoogleやYahoo!からペナルティを受けるので注意するべしというSEOの教訓なのである(笑
※このエントリーは前半が間違った記述となっている。後半で追記修正しているが、自身の反省も踏まえて、あえて恥をさらしたままにしたい。
もう、「SEO都市伝説」で検索されるし…
キーワード出現頻度はSEOに使えるのか?
キーワード出現頻度、またはキーワード出現率、キーワード密度、キーワードデンシティ、英語でKeyword Densityは、SEO塾から言えば都市伝説に過ぎない。
古いタイプの(つまり不勉強な)野球解説者は、よく、これまで2割7分の打率のバッターがその試合で3打席ノーヒットで4打席目を迎えると、確率からこの打席ではヒットが出そうですね、とアホみたいなことを言う。ここでヒットを打てばこの試合では2割5分の打率になるから、2割7分の打者は打って当然ということだろう。
われわれシロートには、この試合は調子が良くないのだから、4打席目も打てないとしか思えないのだが…
なお、解説者が個々のバッターの打率を語ることができるのも、別のところでデータベースが動いており、常に打席が増えるごとに、ヒットが出た出なかったに応じて、データベースが更新されるからなのは言うまでもない。
与太話はともかく、率とは構成比のことであり、全体の総数つまり分母が確定しなければならない。分母を何にするか、そしてその総数をカウントしなければならないのである。
キーワード出現頻度を検索エンジンが問題にするというのであれば、ロボットが巡回するたび、インデックスするたびに、書き換えられたページの、総単語数を計算し、キーワードに限らずそのページに記載されてある名詞の数を計算し、そして名詞ごとに総単語数で割って比率を出す、という工程を行っていることが前提となるわけだ。
まぁ、いくつかのSEOサイトが「キーワード出現頻度」を調べるツールを公開しているので、検索エンジン側はプログラマとしてももっと優れた人をかかえているだろうから、毎度毎度、巡回のたびにキーワード出現頻度を計算することは、どうってことないことかもしれない。
しかし、検索エンジンがインデックスする数十億ページのひとつひとつ、名詞総数と全名詞の比率を計算し、それをデータベース化するのだろうか? ただスパムを排除するだけのために?
百歩譲って、AdWordsやオーバーチュアで利用されるようなSEO対象の「商用キーワード」に限って、キーワード出現頻度を計算すると仮定してもいい。
検索エンジンは、各ページごとに名詞総数と商用キーワードの構成比を計算するのだろうか?
キーワードの総対数ではなく絶対数、それよりもSEOスコアの閾値(ボーダーライン)が問題なのでは?
つまり、割合というものは必ず総数を基にした相対的な計算がともなうので、スパムというノイズを除去するにあったってそんな面倒なアルゴリズム(またはフィルタ)を導入するよりも、記述されたキーワードの絶対数をチェックするのではないかと、SEO塾は推察するのである。
特に日本語の場合は「形態素解析」がどうのこうのと、もっともらしく解説されているが、英語と違って単語がスペースで区切られておらず、漢字とかなカナが混じっており、総数もうまく名詞を切り出して合計しているのか、この分野のシロートながら非常に疑問である。
さらに、キーワードが書かれた場所やタグによってSEOスコアが増減すると推察されるので、SEO塾としては、素のキーワード記述の絶対数ではなく、キーワードのSEOスコアに閾値(ボーダーライン)が設定されている気がしてならないのである。
SEO塾としては、キーワード記述でペナルティが発動する場合は、そのキーワードのSEOスコアが異常なほど高くなった時と推察する。
具体的には、タイトルに3個とか、body要素はじまりの100~200文字程度のところに10個とか、ひとつの見出しタグに2個とか、アンカータグ内のキーワードが二桁とか、それらが積み重なるとSEOスコアが莫大となりアウトを宣告されるのではと。
TDP(トップページダウンペナルティ)のリカバリーとして、キーワード出現頻度のツールを使って調節しても、それはちょっと違うかもということである。
追記 キーワード出現頻度と、キーワード出現率・キーワード密度は違う…
このページは、SEO塾版「SEO用語集」を目指した第1ページ目だったのだが、初手から間違いを犯したようだ。
都市伝説を暴くつもりが、自分で新たな都市伝説を流布させるとは…
次に、「キーワード近接度」を取り上げようと、ググってみたら、おなじみの『海外SEO情報ブログ・メルマガ』のキーワード密度・キーワード突出度・キーワード近接度という記事を見つけた。
何と、キーワード出現頻度と、キーワード密度とは違うものではないか!
それに、ヤフーのTDP(トップページ・ダウン・ペナルティ) - その正体と解消法では、最初は「キーワード近接度(密度)」という表記までやらかしていたし…
あぁ、恥ずかしい。
そこで、『海外SEO情報ブログ・メルマガ』の該当エントリーをベースに、キーワードに関するSEOとペナルティの用語について、一覧表にしてみる。
| SEO用語 | 英語 | カタカナ英語 | キーワードの… | |
|---|---|---|---|---|
| a | キーワード密度 | Keyword Density | キーワード デンシティ | 全体に対する比率 |
| b | キーワード出現頻度 | Keyword Frequency | キーワード フリークエンシー | 出てくる回数 |
| c | キーワード突出度 | Keyword Prominence | キーワード プロミネンス | 目立ち具合 |
| d | キーワード近接度 | Keyword Proximity | キーワード プロキシミティ | 近づき具合 |
この中で(c)キーワード突出度が最も重要なものであり、SEO塾が「SEOスコア」と言う場合のキーワード査定の部分となるものである。
SEO内部要因の基本中の基本であり、例えばキーワードが1つ書かれた場合に、HTMLソースの場所やタグによって検索エンジンの評価が上がり下がりしSEOスコアの一要素となり、ペナルティを受けない範囲で可能な限り高めるのである。
(a)キーワード密度は、上記で批判してきたキーワード出現頻度のことであり、ページ全体に対するキーワードの相対的な比率のことである。
これに対し、(b)キーワード出現頻度は、上記のキーワードの絶対的な個数のことである。
(d)キーワード近接度については、別エントリーで解説する。
いくら都市伝説で信憑性がないと思い込んでいたとはいえ、「キーワード出現頻度」と「キーワード密度」を混同していたとは、不明の極みである。反省。
なお巷の、「キーワード出現頻度は5%」とある場合は、「5%」の根拠が薄弱なうえに、キーワード出現頻度は出現する回数を問題にするので、大間違いということになる。
TDP(トップページダウンペナルティ)リカバリーとして「キーワード突出度」に注目
さて、「キーワード突出度」の「Keyword Prominence」は、SEO業界では「キーワード注目度」と呼ばれてきた。
- キーワード突出度 - Google 検索 約 849 件
- キーワード注目度 - Google 検索 約 785 件
しかし、おそらく『海外SEO情報ブログ・メルマガ』の現在の人気が高く、多くの人に読まれ、語られ、リンクされているということから、Googleでは「キーワード突出度」が多く検索されるようになっている。(ちなみにYahoo!では逆)
当代の有益なSEO情報を発信している『海外SEO情報ブログ・メルマガ』をリスペクトして、SEO塾でも「Keyword Prominence」は「キーワード突出度」と称していくことにする。
言うまでもないが、SEOスコアの構成要素はキーワード突出度だけではないし、特に激戦区の順位の決め手は主にリンクによるものであることを付け加えておく。つまりキーワード突出度だけでは、簡単に上位表示されないよということ。
なお、キーワード突出度については、キーワード密度・キーワード突出度・キーワード近接度にあたって欲しい。また昔ながらの「キーワード注目度」で検索して、いくつか見ると分かるはずだ。
ところで、TDPを解消させる上において有効な策は、キーワード密度(キーワード出現率)というページ全体の単語計算による相対評価ではないということ、どちらかというとキーワード出現頻度のようにページ内にどれだけキーワードが出てくるか絶対評価の方が問題である可能性が高い。
しかし、ペナルティはアルゴリズムの裏返しであるはずだから、通常のキーワードのSEOスコアを計算するキーワード突出度がベースとなり、ページ内に記述されているキーワードのSEOスコアが過剰になってボーダーラインを突破した時に、出る杭は打たれると考えるべきというのが結論である。
タイトル、body要素のはじめの箇所、見出しタグ、アンカータグ、これらを洗い出して、検索エンジンではなくユーザーの方を向いて、キーワードが突出しすぎた部分、目立ちすぎる箇所を修正するべきである。
とはいうものの、「キーワード突出度」を適正化することも、トップページダウンペナルティ解消法のひとつだろうということに留まる。つまり、これでTDPが解消されないケースも多いということだ。
| コメント (0) | トラックバック (0) | 2008-02-25 10:43 PM [ 管理人編集 ]
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