2007-01-24

Yahoo! Inc. 新広告システムPanamaを2007-02-05から導入

Yahoo! Inc.の2006年10-12月期の不振にもかかわらず、CEOのSemel(セメル)が新広告システムPanamaの導入を早め2月5日からと発表したために、株価が上昇している。

Yahoo! Inc.の新広告システムPanamaとは

まぁ、「Yahoo Panama」や「ヤフー パナマ」で検索して、詳細を調べていただきたい。

一番のポイントは、現在のオーバーチュアでは入札額順に広告が表示されているが、一番上が最もクリックされているとは限らない。

よって、2番目でも3番目でもクリック率が高ければこれを加味して、再度表示順をシャッフルするということである。

これは、GoogleのAdWordsと同じような表示の仕組みになる。

なぜPanama導入がYahoo! Inc.の株価を上げるのか?

まず、1検索あたりの広告収入はGoogleの方がYahoo!を上回っている。
なぜか?
最高入札額の広告を一番上に表示していないからである。

魅力あるテキストなどによって、一番上でなくてもクリックされる広告がある。
これを上の方に表示されるようにシャッフルすると、もっとクリックされるようになる。

広告がクリックされることによって、GoogleやYahoo!にとっての売上が計上される。
ならば、どれだけ入札額が高くても、クリックされなければ落書きも同然なのだ。

よって、以前と同様のクライアント数とキーワード入札額だとしても、Panama導入によってYahoo! Inc.は売上増が見込めるわけである。

Yahoo! Inc.とYahoo! Search MarketingとオーバーチュアとYahoo! JAPAN

さて、日オーバーチュアの親会社は米Overtureだったが、米Overtureは米Yahoo!に買収され、かつ現在は米Yahoo!の一事業部門Yahoo! Search Marketingとなっている。

ということは、日Overtureの親会社は米Yahoo!ということになる。

また、日Yahoo!の最大株主はソフトバンクであり、資本関係としては、Yahoo! JAPANは米Yahoo!からは独立している。

そして、日Yahoo!の広告には、日オーバーチュアのものが表示されている。

ややこしい限りだ…

さて、中の人でないから事情はよく分からないのだが、この新広告システムPanamaについては、日オーバーチュアからは何ら漏れ聞こえることはなく(大口顧客にはアナウンスしているのだろうが)、もっぱら日Yahoo!の社長あたりが語っている不思議さである。

名称はともかく、米Yahoo!と密接に関係しているのは、日オーバーチュアの方である。Yahoo! JAPANは、ソフトバンクの企業舎弟という役割が大きい(失礼)。

各企業の複雑な相関図はともかく、いずれ日本でもPanamaが導入されることは間違いないのだろうが…

| コメント (0) | トラックバック (0) | 2007-01-24 03:13 PM [ 管理人編集 ]


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