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2007-11-04

ヤフーのトップページ下落ペナルティ(TDP)の確認法 - 1000番目にも出てこない意味【改訂】

少しセンセーショナルに「トップページ下落ペナルティ」と書いてしまったために、「やれトップページの順位が下がった、これはペナルティに違いない、大変だ!」と脊髄反射してしまう方が後を絶たないようだ。

実際、順位が落ちても1000位以内にトップページが表示されるなら、ほとんどは2~300番目あたりと思うが、これはペナルティと考えない方がその後のリカバリーはうまく行く。
なぜなら、これはペナルティではなく、一括登録などのいかがわしいリンクが無効化されたというような、今まで通用したSEOがこの度は効果がゼロになったと判断されるからである。
よって、リカバリーは正しいSEOの徹底、的確なHTMLソースに替えたり正当なリンクを地道に稼いだり、などを考慮するべきだからである。

【注意】かなり重大な追記があったので、前のエントリーを削除して新しく投稿しなおしている。

トップページ下落ペナルティ(TDP)の確認法

たびたび恥をさらすようだが、SEO塾の管理サイトを例にとって説明しよう。

確実なのは、「サイト名」など通常はトップページが自サイトで一番に表示されるはずのキーワードを入力して、Yahoo!検索してみるのである。

トップページ下落ペナルティの確認

SERPs(検索結果)は1サイト2ページという制限があるので、上記のように下層ページが2つを占めるため、サイト名で検索してもトップページが出てこないのである。

もし、下層ページさえも検索されない場合は、とにかく1000番までめくっていくことである。
なぜ1000番なのかというと、SERPsの最後は「000」となって1000番までしか表示されないからである。

なお、通常のYahoo!検索は1ページ10件表示と思われるので、ブラウザのアドレス欄でお尻に「&n=100」を付けるといいだろう。
こうすると、1ページ100件表示にかわるので、10回めくれば終わりである(笑

よって、トップページ下落ペナルティ(TDP)とは、他の下層ページに押しのけられた場合も含めて、1000位以内にトップページが検索表示されない現象のことである。

3タイプのトップページ下落ペナルティ(TDP)

TDPには、ペナルティ発動の時期によって次の3つのタイプがある。
リカバリー策を進めるうちに、従来の3つの波の表現が相応しくなくなってきたので、ここで改めたい。

  1. 米Yahoo!のYST更新(10.31を含む)
  2. 8.30 日Yahoo!のアルゴリズム刷新
  3. 10.20 日Yahoo!沈黙の変動

(2)TDP-2と(3)TDP-3は一応Yahoo! JAPAN独自のもの、これに対し(1)TDP-1はYST-GPによるものとみなす。
また当然、TDP-2とTDP-3の区別はペナルティ発生の日時に基づいている。

TDP-2またはTDP-3のケース

例題にしているブログ塾は10.20発動の日Yahoo!によるTDP-3であるが、それを物語るように米Yahoo!の「ブログ塾」検索ではTDP現象が見られないのである。

「site:サイトURL」やYahoo! Site Explorerの「Pages」は不正確

さて、あえてペナルティと表現しているが、TDPYSTの不具合に近いと考えた方が正解ではないかと思っている。

そして、不具合を出している検索エンジンであるから、siteコマンドやYahoo! Site Explorerのデータさえも、またバギーなのである。

つまり、「site:サイトURL」や「site:サイトURL サイト名」あるいはYahoo! Site ExplorerのPages(サイト内インデックス表示)なども、トップページが一番目に来ない、あるいはお尻の方に表示されるからといって、TDPとは言い切れないのである。

不具合あるいはバグならTDPは解消されるのか?

YSTの不具合とかバグとかSEO塾が言うのなら、何もしなくてもいずれTDPは解消されるのか? と問われれば、その可能性はあるとお答えしておこう。

ただし、Yahoo! Inc.がやりたいことは検索連動広告(旧Overture)の整備と顧客獲得であって、例えば検索シェアを高めようとか、Googleよりも関連性の高いSERPsを出せるように検索エンジンを改良しようとか、企業も株主も最優先にはしていないようなので、不具合の解消はToDoには入っていない可能性が高い。
実際、全サイトの全トップページが消えているなら、話は別であるが。一部のブログや商用サイトやアフィリエイトであるから、改善する意志も起こらないだろう。

期待できるのは、この後何回か行われるYST更新や日Yahoo!のアルゴリズム刷新で、バグが偶然取れることである。
ただし、また別の検索不具合が発生する可能性も大であるが…

なおSEO塾としては、TDPは一方で次の更新やアルゴリズム刷新で解放されるサイトもあるだろうが、今まで無事だったサイトが新たにTDPを受ける可能性もあるだろうと想像している。
今は何もないサイトも十分に情報収集し、落ちた競合のサイトの分析を怠らないことである。

プロ仕様のTDP-1usと、セミプロもしくはアマ仕様のTDP-2、TDP-3およびTDP-1jp

さて、10.31のYST更新によるトップページ下落ペナルティは、本来はTDP-1に属するものだが、新しい事実が判明したので補足しておく。

当管理サイトブログ塾と同じように、米Yahoo!でサイト名検索などを行ってみると、10.31発動にもかかわらずTDPがはずれてトップページが表示されるサイトがあるはずだ。

これはやはり、Yahoo! JAPANによるフィルタか何かの仕業と言えるだろう。米Yahoo!より日Yahoo!の更新告知が先行したこととも関連するかもしれない。
つまり、日Yahoo!はTDPを含む日本独自仕様のフィルタを先に準備して、米Yahoo!のインデックス更新を待ちかまえていたかもしれないのである。

便宜上、米Yahoo!のサイト名検索などでTDPが解除されているケースを「TDP-1jp」と称することにする。
よって、米Yahoo!でもTDP現象が見られるケースは、TDP完全体として最も厳しいペナルティである可能性も高く、これを「TDP-1us」と呼ぶことにする。
さらに、時系列的にはTDP-2とTDP-3であっても、もし米Yahoo!のサイト名検索などでもTDPが見られたなら、これはTDP-1usと同等になるかもしれない。

ペナルティ解除の難易度は、SEO塾のデータでは次のような予想となる。リカバリーはTDP-1usが最も厄介で、かつ方向性が違う可能性が高い。

TDP-1us >> TDP-1jp ≒ TDP-2 > TDP-3

あくまでも憶測であるが、TDPの仕組みとしては、TDP-1usは本格的な検索エンジンのプロフェッショナルによってスパムや過剰SEOなどに対策しているように見える。トップページが検索されないのは、一方では意図的であり、他方では事故ではないかと推察される。この事故の方を不具合と言うのである。

これに対してTDP-2TDP-3は、日本独自仕様として検索エンジン運営の本質とは離れたセミプロもしくはアマチュアの仕業のようである。もう一度断っておくが、編集人の勝手な憶測である…

| 2007-11-04 12:06 AM |