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2008-03-13
ヤフーのトップページダウンペナルティと解消法 - 急性TDPと慢性TDP
TDPという用語が市民権を得て、YST更新ごとにおなじみの現象となってきた。
放置状態で解消するサイトや、新たに発症するサイトなど。
もう一度、トップページダウンペナルティの情報を整理するとともに、解消法などに言及しておこう。
TDP(トップページダウンペナルティ)というYahoo!検索の予想外な現象
通常は、SEO対象ページはサイトのトップページとなっているはずだ。このSEOキーワードをメインキーワードと呼ぶ。
メインキーワードでYahoo!検索すると、以前とはかけ離れた低い順位で表示される。検索エンジンでは1000番までしか表示されないが、その1000番目までにも出てこずに圏外に追放されている。
この現象を、SEO塾では「TDP」、「Toppage Down Penalty」「トップページダウンペナルティ」と称している。
例えば、ランキングチェッカーで順位だけが出る場合に、以前は5位だったものが150位で出る。
恐らく下図のように、トップページが圏外追放され、テールページの順位が表示されているだろう。

テールページが1000番以内に入ってない場合は、サイトがまったく検索されなくなるのである。

上記のような現象を、TDP(トップページダウンペナルティ)と称するのである。
また、下図のようにトップページ自体が検索されて順位下落しているケースは、トップページダウンペナルティではなく、アルゴリズム変更によるSEOスコア低減によるものと見られる。

これは、トップページダウンペナルティとは区別するべきである。
急性TDPと慢性TDP
Yahoo!(YST)のインデックス更新で、ほぼ共通する通奏低音のような「YSTアルゴリズム」と、更新ごとに登場する下図の「アルゴルズム A型」「アルゴルズム B型」「アルゴルズム C型」といった個別のアルゴリズムがある(仮説)。

このアルゴリズム(つまり検索エンジンの順位付けプログラム)に付随して、フィルタもセット組みされる。
SEO塾では、TDP(トップページダウンペナルティ)を「スパムフィルタ」と捉え、その有様を下図のように仮定する。

個別アルゴリズムにセットされているトップページダウンペナルティを「急性TDP」、共通アルゴリズムにセットされているトップページダウンペナルティを「慢性TDP」と名付ける。
慢性TDPの見分け方
最初期のTDPに関するエントリーで、ヤフーのトップページ下落ペナルティ(TDP)の確認法 - 1000番目にも出てこない意味【改訂】に「もも さん」からコメントが付いている。
これを元に数十サイトを検証してみたところ、非常に興味深い現象が浮かび上がった。
- TDP感染のトップページ
- (a)からナビゲーションなどでリンクされているテールページ
(a)はTDPと思われるトップページであり、(b)は(a)からリンクされているページ。よって、(b)に対して(a)はリンク元となっている。
この状況で、Yahoo! Site Explorerで、(b)をExplorerさせて、さらにinlinksをクリックする。

図のように、(b)のリンク元として(a)が、サイトトップページが表示されないのである。
長期にわたってTDPが解消されないサイトをチェックしていった結果、ほぼ100%の精度で実証されたのである。
この「慢性TDP」を見分けてどーなるという話であるが、非常に事態が深刻であり、リカバリーの可能性が限りなく低いという悲観的な結論になるのである。
ちなみに、急性TDPもリカバリーできずに長期化すると、慢性TDPに移行してしまう可能性がある。
急性TDPが発動した場合は、速やかにリカバリーを実施するべきなのである。
急性TDPとキーワード突出度をベースとしたSEOスコアの低減
巷では、TDPのリカバリー策として「キーワード出現頻度」や「キーワード近接度」などのSEO用語が用いられていることが多いが、これはあまり当てにしない方がいいだろう。
現在のところ、GoogleでもYahoo!でもキーワードの記述においてより正しいSEOの捉え方は、「キーワード突出度」である。
HTMLソースの上の方、タグの前の方、ここにキーワードが書かれた場合にSEOスコアが高くなる。
よって、これを図解するとこうなる。

ソースのはじめの方、またタグの前の方にあるキーワードのSEOスコアが高くなるのである。
タイトルの先頭、body要素直下、ここが非常においしい場所である。
アルゴリズムの裏返しがペナルティであるから、SEOスコアが高くなりすぎると「過剰SEO」になってしまう。ここでペナルティが発動するわけだ。

TDPが発動し、かつ慢性TDPではない場合は、上図「×」の箇所のキーワード記述を見直し、キーワード突出度ベースでSEOスコアを弱める修正を加えるのである。
つまり、タグ内で先頭のキーワードを後方にずらす。あるいはbody要素直下のキーワード記述を抑制するのである。
ただし注意点がいくつかある。
まず、SEOスコアを低減させる方法でのTDPリカバリーであるから、解消後も以前と同じ順位を回復できない可能性が高い。
さらに、何もしなくても次の更新で解消される軽度のTDPであった場合は、SEOスコアが低減しているのであるから、解消されるはずのYST更新で順位が下落するかもしれない。
さらに、このキーワード突出度ベースのTDPリカバリー策は、SEO塾として9種類のひとつでしかない。
これ以外のリカバリー策でかなり成功を収めているので、キーワード突出度対策ではTDPが解消されない可能性もあるということである。
これでダメな場合、SEOスコアを低減せずにもっと安全で効果的なリカバリー策を求めるならば、SEO塾の特訓コース以上をお申し込みいただきたい。
| コメント (2) | トラックバック (0) | 2008-03-13 11:11 AM [ 管理人編集 ]
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コメント
ライオン丸さん ありがとうございます。
解決はしてないけれど、すっきりしました。
SEO関係の掲示板で質問すれど理解してもらえず、
思い切ってYahooにメールを送ると
詳細は非公開だと返事され、落ち込んでいました。
私の伝えたかったことをプロの方が説明すると
こんなに分かり易くなるんですね。やっぱりすごいです。
他のサイトでも検証してくださったみたいで
ほんとに嬉しいです。ありがとうございました。
これからも勉強させていただきます。
お体に気をつけてお仕事頑張ってください。
ウチの会社のサイトに「TDP」と思われる症状が何度かあり、SEO塾さんのブログ、興味深く拝見しております。
トップページはかなりの厳しいキーワードにて上位安定しておるのですが、去年後半に1回、そして現在もTDPです。
前回はしばらくして直りまして、不具合なのかペナルティなのかは定かでありません、もちろん。
いろいろSEO塾さんを参考にさせてもらい検証してみましたが、不思議なことを見つけたので書かせていただきます。
断トツ優先キーワードをAとしまして、会社名をBとします。
この「AのB」は会社名なので当然セットになりやすいです。
本当にYahooで上位になりたいのはA Cです。
SEO対策としてもA Cに力を入れてます。
セットになりやすいA Bですので、意識しなくてもトップページが1位になります、通常は常時。
TDPを確信したくなるのは、このA Bでさえトップページが圏外に飛ばされるからです。「A B」「AのB」どちらも。
そして今回不思議だったのは…
「AのB」では1位なのです。
「A B」など主なものは圏外で去年と同様。
では、「A B」ですとトップページが弱いかと、「A B」というキーワードで被リンクパワーのチェックをすると、ちゃんとトップページが1位に出てきます(Yahoo)
ヘタな説明ですみません。。
ちなみに、TDP2回ともYahooのアルゴリズム変更(大き目の)のタイミングだと思います。
何かご意見あればよろしくお願いします。
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