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2007-06-19

Yahoo! Inc.のTerry SemelがCEOを辞任 - 共同創設者Jerry Yangが暫定CEOに

かねてから噂されていたことだが、Terry SemelがやっとYahoo! Inc.のCEOを辞任した。

バレーがハリウッドを乗っ取るのであって、その逆ではない

気の毒だが、なぜ市場がSemelのCEO辞任を待ちわびたかというと、さしたる業績を上げることができず、株価も低迷していたからである。

Yahoo! Inc.の株価低迷

Semelは、2001年にYahoo! Inc.のCEOに就任。
その時にはや、前年の株価を割り込み、以降2000年の水準に戻ることはなかった。

なお、TechCrunch Japanese アーカイブ » 速報!YahooのセメルCEO辞任によると、共同創設者のJerry Yangはあくまでも暫定CEOとされている。

速報!YahooのセメルCEO辞任

シリコンバレー史の中でセメルがどういう位置づけになるのか、判断するのはまだ早い。Yahooが最も苦しい時に来て会社が難局を切り抜ける先導者の役割りを果たしたことは確かだが、着任の初日から彼のことを「失敗人事」と呼んでいたオブザーバーに言わせると、GoogleはYahooの21倍効率的に株主のバリューを高めたという話になるしね。

Yahooは競争に勝てるのか?MicrosoftかGoogleかAOLか、どっか他の会社に吸収合併されてしまうんだろうか? あるいはまた会社としてのビジョンを追求し一時代を隠画すことができる? それが分かるのはこれからだ。
個人的にはSemelがいなくなったのはうれしい。バレーがハリウッドを乗っ取るのであって、その逆ではない*。
*訳注:セメルはワーナー勤続24年の元会長兼CEO。

アメリカでは、コンテンツの一次制作側ではなく、それを新しい時代に相応しいかたちでコンシューマに届ける側がチャンピオンになるという発想なのだろうか?
つまり、iTunesストアやiPodを提供するアップルが、レーベルの上に立つというようなことかな。
あるいは、GoogleとかYouTubeなど。

さすれば、楽天がTBSにこだわっているのも、島国ならではの時代錯誤なのかもしれないけど。

なんにしても、反Semel、非Semelの動きをYahoo! Inc.が取るのは間違いないだろう。
市場が望んでいるのは、検索広告の分野でのGoogleとの一騎打ちでもあるから、激動の時代がやってくるかもしれない。
これは非常にいいことである。
健全なかたちで、Googleの独り勝ちを阻止することが、世界の人々の幸福にもつながるからだ。

| 2007-06-19 03:35 PM |