分かりにくいアルゴ、突然襲い来る順位変動、とりあえずカテゴリー登録、集客力日本一のヤフーだから
順位変動、ペナルティ、商用サイトをもてあそぶ検索シェア世界ナンバーワンのグーグルは神か悪魔か
Windowsも検索エンジンも音楽配信もゲーム機も、帝国は生き延びることができるか? マイクロソフト

2008-02-01

マイクロソフトがヤフーに買収提案 - ヤフー側も株主利益から真剣に検討【追記】

ついにSEO塾が予言するYahoo!崩壊のシナリオの1つ、MicrosoftによるYahoo! Inc.買収が現実味を帯びてきたようだ。
MarkeZine:◎【SEO】ライオン丸の2008年当たらない大予言~今年最悪のシナリオを過剰シミュレート

MicrosoftのYahoo! Inc.買収は株式市場とY!株主の願い

今、ニューヨークは2月1日午前8時前、株式市場のプレマーケットで、上記ニュースを受けてYahoo! Inc.の株価が急激に上がっている。

MS買収提案でYahoo!株価急騰

前日の終値が「19.18ドル」であったのに、朝8時前では60%近くの上昇で、「30ドル」を超えているのだ。
刻一刻と動いているので、上図とは違う値になるとは思うが。

もし、Yahoo! Inc.が明確にMicrosoftの申し出を断った場合、他の明確な収益アップ方針が示されなければ、株価は急落するだろう。

まさしく、行くも地獄、留まるも地獄である。

日本のウェブマスターは、そろそろLive Search(MSN)対策もはじめる必要があるかもしれない。

【追記】MSがY!usを買収した場合のわれわれの影響は

MSがYahoo! Inc.経営陣へ提案した内容がアップされている。

これに対して、Yahoo! Inc.の回答。
株主利益を考慮して、真剣に検討するということだ。

  • Yahoo! Inc. - Press Release : Yahoo! Board of Directors to Evaluate Unsolicited Proposal From Microsoft

また、Yahoo! JAPANの「Yahoo!ニュース」でも、特別に解説を付記している。

<マイクロソフト>ヤフーに買収提案 総額4兆7000億円(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 ▽ヤフー 米大手のインターネットサービス会社。検索サービスやポータル(玄関)サイトの運営を主力事業としている。検索の世界シェアは約14%で、グーグルに次ぐ世界第2位。07年1年間の売上高は69億6900万ドル(約7300億円)。日本の「ヤフー」はソフトバンクが約41%の株を保有する筆頭株主となっており、米ヤフーは約33%の株を保有する2位の株主。

日ヤフーは、ソフトバンクが筆頭株主であることを明示して、余計な風評を防止したいのかもしれない。

しかし、米Yahoo!の33%にMicrosoftの陰がちらつかざるを得ないので、完全独立は無理な話だ。
それとも、この33%も買い上げるか…

日本では、アメリカとは比較にならないほどYahoo! JAPANはインターネットの代名詞となっているし、各種サービスもSNSあたりをのぞいては、ほぼ独り勝ちである。
よって、ほとんど今と変わらないと予想はできるだろう。

問題は、検索エンジンである。
アメリカの株式市場がプレッシャーをかけていたのは、検索や広告が今のままでは費用対効果が合わず、GoogleにOEMした方がもっと儲かると説教していたのである。
さらに、Microsoftが欲しいものは世界一のポータルではなく、オンライン広告でGoogleと対抗できるスケールメリットやシェアだけが必要なのだ。
検索や広告自体も、Microsoftは開発力はYahoo! Inc.より上と自負しているはずだ。
つまり、頭ではなく体だけ求めていると言っていいだろう(笑

もっと言えば、オンライン広告のビジネスモデルは、一方で広告を表示するコンテンツの版図を広げることであり、他方でその領土をベースに広告主をより多く獲得するのである。
広告表示領域を拡大してこそ、広告主も増えるというものだ。

YSTはLive Search(MSN)に置き換えられる可能性が高い。
日Yahoo!が、強力な独自性を維持したとしても、ロボットが巡回しない、インデックスを新しくしないYSTではどうしようもない。
MSST(Microsoft Search Technology)を使うか、日Yahoo!独自にGoogleにOEMするか、ウェブ検索のエンジンを変更せざるを得ないのである。
そして、オーバーチュアも消えてなくなるだろう。

われわれ日本のサイトオーナーも、対岸の火事では済まないのだ。

Yahoo! Inc.の経営陣は、非常に苦しい選択を迫られている。
Microsoftの提案を拒否した場合、失望売りが大量に出て、株価は15ドルあたりまで暴落する可能性がある。
針のむしろで苦しい経営を選ぶか、MSに株を売り払って億万長者として悠々自適となるか…

ああ、もう次々と新しいエントリーが流れてくるし…

当分目が離せないな。

| 2008-02-01 10:05 PM |